8月11日

始発の新宮行きで新宮へ。熊野三山のうちどこを巡るか検討したのですが時間的にかつ滝をみたいという気持ちがあったので熊野那智大社へ。特急を使って紀伊勝浦まで出てそこから熊野交通のバスに乗ります。

 

那智の滝は遥拝する形になるのですがとんでもない大きさです。あの大きさだと近くまで行くと危険なので遠くで見るぐらいがちょうどいいですね。山の中の神社の維持は大変なのかいたるところにお布施を入れるポイントが設置されてました。

 

帰りのバスで那智駅へ。駅前にお風呂があるのでそこで前日からの汚れを落とします。那智の駅前には飲食店はないので紀伊勝浦まで戻って海鮮丼のお昼ご飯。ついでにくじらの内臓をいただきました。そこまで臭みはなくて若干のうまみがありました。触感はレバーやハツ、ハチノスに近いですかね。数種類の臓物が混ざっていました。

 

夕方の電車で御坊へ。紀州鉄道に乗車します。正直地図で存在を確認している程度だったんですが、滅茶苦茶いいですここは。ぜひ皆さんも。一両編成のディーゼルカーが止まってしまうんじゃないかってぐらいの低速で御坊の市街地を抜けていきます。デカイ字で書かれた駅名標、木造の駅舎、数人の乗客、時間までは座席に座って休んでる運転手さん。旧きよき田舎の光景を楽しめました。

 

西御坊ではラーメン屋で晩御飯。折り返して和歌山へ向かいます。和歌山市まで出て快活紀ノ川大橋店を目指したのですがここで二日目のやらかしが。駅を出たところで若干お腹に違和感があったのですが、3キロちょっとの行程の半分もしないうちに猛烈な便意に襲われます。少し市街地から離れているエリアなので当然コンビニやあいている飲食店もありません。暗い道をひたすら進み、紀ノ川大橋まで来た時点ではまだ多少の余裕がありました。紀ノ川はめっちゃ太かったんですが、紀ノ川の太さか俺のうんこの太さかなどといった冗談を考える余裕がありました。

 

しかし、川の太さに勝てるはずもなく、橋の真ん中あたりで便意が限界に達します。脂汗をかきながらようやく残り3分の1になったところで視界に入ったのが暗くて誰もいない河川敷…そして60メートルほど先にある快活の店舗。脳内でうんこと悪魔が葛藤します。そして選ばれたのは…

 

野グソでした。

 

正直快活の受付までこなしてトイレに駆け込む自信がありませんでした。それにこんなこともあろうかと(?)ティッシュとウエットティッシュも完備。条件はそろっています。一度野グソしておくのも経験かなどという考えも頭をよぎりました。

 

かくして人生で初めての野グソをやりおおせます。紀ノ川と比べるまでもなくがっつり軟便で笑いました。なんとか尻を拭ききって快活へ。また一つ豊かな人生の経験を積みましました。